デザイナーは公僕であれ
2023/08/09
vol.486
皆さま、こんにちは。
ブランディング・プロデューサーの
ムラカミヨシコです。
前回に引き続き
水戸岡鋭治さんのデザイン心得
今日はその④です。
④デザイナーは公僕であれ
「公僕」という言葉は辞書によると
<広く公衆に奉仕する人、公務員>
として載っています。
この場合の「公僕」とは
私の考えでは
「デザイナーは主役ではなく
お客様と社会に仕える裏方であれ」
ということだと思うのです。
デザイナーはお客様の課題を解決する
「ソリューション=解決策」
を提案するのが仕事。
その仕事は決して
「私の作品」
であってはいけない
というのが私のデザインに対する考えです。
先日観たテレビで
町のお鮨屋さんの大将が
「お客さんが来られたら
店はお客さんのものだ」
ということを言われていました。
この大将は、自分のお鮨を
自分の作品だとは考えていません。
主役はあくまでお客さんなのです。
デザインとアートは
どちらもアウトプットがありますが
デザインは「課題解決」であるのに対して
アートは「自己表現」です。
一人がその2役を担う人も中にはいますが
その線引きはとても大事だと考えます。
アッパービレッジ有限会社
代表取締役 ムラカミヨシコ
アッパービレッジは
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