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「一緒に考えてくれる“仲間”を得ました」

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社会福祉法人旭川荘 企画広報室長小幡篤志様

 

旭川荘が運営する障害者福祉サービス事業所「望の丘ワークセンター」(高梁市川上町)では約400本のリンゴを栽培しています。枝の剪定をして出た廃材は焼却処分していたのですが、青森のほうでは廃材をハンコに加工しているという話を聞いていました。

 

旭川荘でもそれができれば、制作に関わる利用者の励みにもなるし工賃という形で収入を得ることもできます。
そこで、望の丘の利用者が廃材を加工し、吉備ワークホーム(岡山市北区)の利用者が文字入れをして、ハンコを作ることになりました。

 

問題は、販売の方法です。まずチラシを作ってみましたが、どうも素人っぽさがぬけない。まるで、あやしげなスピリチュアル系の「のぞみがかなうハンコ」のチラシ(笑)。
ハンコ自体の風合いは温かくてかわいいのに、それが伝わらないんです。

 

そんなとき、アッパービレッジのムラカミさんのことを思い出しました。
ムラカミさんとは、岡山県が次世代リーダーを育成する「ももたろう未来塾」で、お互いアドバイザーとして顔見知りになっていました。
「おかやまデミカツ丼応援隊」など地域活性化に関わる取り組みを幅広くやっておられるデザイン事務所の社長さんです。このつながりを生かさない手はない!と(笑)。

 

作ったチラシを見せてムラカミさんに相談すると、びしっと言われました。
「これはチラシの出来不出来の問題ではありません。そもそもコンセプトは何ですか?誰に向けてこのハンコを売っていきたいとお考えなのでしょうか?!」。

 

誰を対象に売るのか、お客さんに何を伝えていくのか―ブランディングの大切さをまず教えられました。
ムラカミさんは当時、経済産業省・中小企業庁の「中小企業・小規模事業者ワンストップ 総合支援事業」により全国に設置された「よろず支援拠点」の岡山拠点での委員をされており、ここ利用すれば無料で支援を受けられると教えていただき、基礎の段階から何度も相談にのっていただきました。

 

私たちも、ワークセンターの所長や職員も巻き込んで、自分たちの手で作っていきました。
プロの助言をいただきながら自分たちのもっている資源を使って完成させていったという感じです。

 

こういった事業について備前県民局の「ソーシャルビジネス応援事業」へ応募するよう勧めてくださったのもムラカミさんです。
おかげさまで審査員奨励賞をいただくと同時に、事業資金の調達もできました。

 

このハンコの価値は、廃材を利用するエコな商品というだけではありません。二つのセンターの利用者をはじめたくさんの作り手が関わって良いものを創りだし、売り手の力も借りて使い手のもとに届けられる。
喜んでいただくことで、作り手には誇りや幸せが生まれる。そんなつながりが、このハンコの価値なのです。

そんな価値をストーリー化し形にしていく過程にアッパービレッジの方々がずっと伴走してくれて、販売の戦略ができあがっていった。私たち自身が意識していなかった価値に気づかせてくれたのです。

 

アッパービレッジさんに頼んでみて、単なる受注・発注のやりとりではなく、こちらのニーズに寄り添いながら一緒に考えてくれる“仲間”を得たような気持ちになりました。
これからも“仲間”と一緒にやっていきたいと思います。

> おかやまデミカツ丼応援隊

> 旭川荘 りんごhanko

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photo&movie by.Daishi Ogawa